一口にクラウドサービスと言っても、提供形態にはいくつか種類があるのが実態です。
主な違いとして、ユーザーがどれくらい自由にカスタマイズできるかが挙げられます。
もっとも身近なのが、すぐに使える完成品のソフトウェアを提供するSaaSです。
Gmailのようなメールサービスや、Slackのようなチャットツールがこれにあたります。
ソフトウェアを自分のパソコンにインストールする必要がなく、インターネット経由ですぐに目的の機能を利用することが可能です。
提供されている機能をそのまま使うのが基本で、自由度は低いものの手軽なサービスと言えます。
ソフトウェアを開発するための環境一式を提供するのが、PaaSです。
アプリケーションを動かす土台となる部分を用意する必要がなく、プログラム開発そのものに集中できます。
システムの基盤を専門家に任せつつ、自分たちが作りたいアプリケーションを自由に開発したい場合に利用されるものです。
システムの根幹となるサーバーやストレージ、ネットワークといったITインフラ自体をインターネット経由で貸し出すものを、IaaSと呼びます。
OSの選択からネットワークの構築まで、すべてを思い通りに設計できるのが特徴です。
自由度が高い反面、専門的な知識が広く求められるでしょう。
このようにクラウドサービスにはさまざまな種類があり、自分の目的やスキルに合わせて最適なサービスを選べます。