今さら聞けないクラウドの仕組み

写真や音楽などさまざまなデータを、インターネット上に保存するサービスが当たり前になりました。
手元のスマートフォンやパソコンの中ではなく、インターネットの向こう側にあるデータにどのようにアクセスしているのでしょうか。

その裏側にあるのが、クラウドです。
世界中の電力や通信環境が安定した安全な場所に、データセンターと呼ばれる施設が建てられており、そこには何万台ものコンピューターが設置されています。
私たちがクラウドサービスを利用するとき、このデータセンターにあるコンピューターの力の一部を借りているのです。

この仕組みを支える重要な技術の一つに、仮想化というものがあります。
これは一台の高性能なコンピューターを、まるでたくさんの独立したコンピューターがあるかのように見せかける技術です。
サービス提供会社は、巨大なコンピューターの力を効率的に多くのユーザーに貸し出せます。
自分専用のコンピューターをインターネット経由で借りている感覚で、データ保存やソフトウェアなどのサービスを受けることが可能です。

データは世界中の安全な施設で厳重に管理されているため、自分のパソコンが壊れてもデータが失われることはありません。
また、インターネットに接続できれば、いつでもどこからでも同じデータにアクセスできます。
世界中に張り巡らされたコンピューターの力を、必要なときに必要なだけ借りられる巨大なネットワークサービスです。